人間の生命が、永遠であることを信じられた時の喜び!(2023/8/25)

 

20歳を過ぎたころ、知人(40代)の急死をきっかけに、死や死後の世界について知りたくなりました。もし、死んですべてが消滅してしまうなら「事業が成功したり、有名になることに意味があるのだろうか?」「大金持ちになって、豪邸に住み、好きなことをして、死んで消えていくのだろうか?」など心に浮かんでいました。また、愛する人との永遠の別れや、人間(自分)の存在が無くなることの寂しさや、悲しみが膨らんできました。答えを求めて本屋さんに行き、最初に手にした本は、遠藤周作氏の「死について考える」でしたが、意味は分かりませんでした。

 

その後、丹波哲郎氏(俳優)の著作を読んでみると、「死の瞬間」や「死後の世界」について、分かり易く書かれていました。丹波氏は俳優として有名でしたが「私のメインの仕事は、死後の世界の存在を伝える宣伝マンだ。俳優はそのための仕事だ」「人間の生命は永遠で、死後の世界はある。この世とあの世は地続きだ。この世は全てが修行だ」といつも言っていました。

丹波氏は霊能者ではなく、死や死後の世界に関する書籍を読み、その中から共通する内容を整理して、確信を得ていました。丹波氏の著作には、参考文献が沢山紹介されていて、それを読んでいくうちに「人間の生命は永遠で、死後の世界が存在する」ことが納得できるようになりました。その時に『シルバーバーチの霊訓』との出会いがありましたが、本質を読み取ることはできませんでした。

それでも、人間は死後も生き続けていることが分かったことが嬉しくて、人生が明るく楽しくなりました。その後しばらくは、物質的意識を中心とした生活が続き、辛い出来事は「この世はすべてが修行、修行」と言い聞かせながら乗り越えていました。

 

ある時、知人からスピリチュアリズム普及会が発行しているニューズレターを紹介されました。ニューズレターには、『シルバーバーチの霊訓』が示す人間の生き方について、説かれていました。

死の不安が消えた後は、自由に地上人生を歩んできましたが、いよいよ霊的真理の正しい理解と実践の道、スピリチュアリズム人生が拓かれていきました。もし、30年早く生まれていたら、『シルバーバーチの霊訓』の本質を捉えないまま死を迎え、霊界で大きな後悔をしていたと思います。

 

現在は『シルバーバーチの霊訓』を正しく学び、実践していく道を、ストレートに歩み出せる時代を迎えています。貴重な地上人生を無駄にせず、人間にとって最も大切な霊的成長に向けて歩み出せる指針が整ったのです!

イエスを先頭に、これまで先輩方が歩み続けてくださった「全人類の救いと幸せを願う無償の愛」によって、人類史上初めて「霊的新時代の幕開け」を迎えているのです!

これまでの悲劇と不幸が蔓延する世界から、光り輝く世界へむけて扉が開いたのです!

 

(参照)

 霊的人生の指針“シルバーバーチの言葉”〈抜粋集〉➡

 *引用とリンクにあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。